私たちはこの世に生きている限り、常にその想いに合ったエネルギーを放射しています。
高い波動の存在といえば、私たちを護る存在をはじめ、私たち自身のハイヤーセルフなどもそうですね。
ハイヤーセルフとは、自分自身(本来の自分)を指します。
過去も現在も未来もすべて知っている高次の自分、ととらえるとわかりやすいかもしれません。
このハイヤーセルフ、よく自らを導く存在、といったかたちで説明されることがありますが、あくまでも《私たち自身》であって、私たちと異なる存在ではないのですね。
肉体の中に私たちはいますけれども、その肉体とつながった(はみ出したような)高い波動を持ったエネルギー体と考えるとわかりやすいかもしれません。
肉体は三次元の存在ですので、波動は高くありません。
私たちの中の魂は、この肉体に合わせて、波動を下げて入ってきています。
この地球では時間や距離の概念がありますけれども、それは、肉体を持った(三次元)世界での話なんです。
私たちに認識することができるたった5パーセント以外の世界、95パーセントの目に見えない世界では、時間も距離の概念もありません。
本来の自分、ハイヤーセルフは肉体に縛られない《自分》ですので、その時間や距離を越えたすべてを知っているのです。
私たちが高い波動を維持しているとき、このハイヤーセルフや私たちを護っている守護霊さんや天使さん、神々、精霊など、さまざまな高い波動を持つ存在と自然につながっている状態になります。
何も難しいことはないのですね。
この高い波動を維持することがこの世では、とっても大切なことなのです。
それと同時に、この状態をできるだけ保つようにしていることで、高次のメッセージは自然に入ってくるようになるのです。
つまり、特別につながろうと思う必要はないんです。
いえ、そもそも繋がっているのですが、私たちの低い波動の意識が邪魔をして、メッセージを受け取りにくくしているのですね。
みんな普通に繋がれますし、ときに自然に高次のメッセージも受け取っているのです。
その高い波動を維持するためには、どうしたらいいと思いますか?
これも難しいことではありません。
簡単に言うと、“気分良く過ごしていること”なのですね。
私たちの中にある愛のエネルギーは、宇宙の高波動のエネルギーとほぼ同じです。
愛と光に意識を向けた時、私たちの波動は高くなります。
気分よく過ごすということは、つらいことがあったときには、なかなかできないことかもしれませんけれども、そこを知っているのと知らないのとでは、私たちの周りで起きる出来事がまったく違ってきます。
この世で私たちの前に降りてくる問題集があります。
それは私たち自身が生まれる前に設計してきていますが、それに対して、
《なんでこうなのだろう》=マイナスの波動に向かう意識
ではなく、
《どうしたら気分がよくなるだろう》=プラスの波動に向かう意識
と考えてみる。
それだけでも未来が違ってくるのです。
そこに笑顔があれば、さらに私たちの人生は良き道に近づいていきます。
つらいことがあっても、必ず光の道があります。
そこに意識を持ってみる。
どうしたら気分が良くなるだろう?
私は何を求めているのだろう?
まずは自分に尋ねてみましょうか。
そこから私たちが笑顔になる未来に向かっていくのです。
今日も訪れてくださり、ありがとうございます。
すべてに感謝します。
スピリチュアルカウンセラー・癒しびと
林 真弓子