好きと嫌いはおんなじ?
私たちは、いろんな想いを持って、その想いの波動(周波数)を持ったエネルギーを放射して生きています。
そのエネルギーの波動は、高かったり、低かったりするわけですねぇ。
実際には、高い、低いと言ったり、細かい、粗いなどと言ったりします。
例えば高い、低いと言うとしますと、“好き”の波動は高いですし、“嫌い”のほうは低いということになるわけです。
とすると、好きだと思うのと、嫌いと思うのとではまったく逆のように感じると思います。
ところが、エネルギーの質とか、高波動か低波動か、という見方ですと確かに違うのですけれども、“何かを引き寄せる”という視点だけで考えてみますと、実は、同じように磁石が働いてしまう、なんてことが起きます。
どちらも同じように“引き寄せ”てしまうんですね 。
誰かを心の底から好き、と思いますね。
その深い想いは、その想いが純粋であればあるほど、何らかの引き寄せの力が働いて現実化しやすくなって、近くに現れたり、よく会うようになったりします。
では、誰かを心の底から嫌い、と思ったとします。
すると…!
好きと思ったのとおんなじで、引き寄せの力が働いてしまうんです。
心の奥底でずっと嫌だな、嫌いだな、と思い続けているということは、その人を意識し続けていることになりますので、その想いのパワーは、人を引き寄せる磁石になる、ということなんです。
宇宙さんの判断基準
宇宙さんは、好き嫌いや善悪ではなく、意識がどこに向かっているのか、そのパワーがどれだけ強いのか、どれだけ信じているか、どれだけ想い続けているのか、なんてところで現実化してくるのですね。
私はよく、「“好き好き♡”は、“イヤイヤ”と同じ」なんて言うのですが、これはもう、私も何度も経験ずみですし、仕事柄、それが現実化するのも見てきています。
これは、人も物も出来事も、対象はなんでもおんなじです。
あなたもありませんか?
(こうなったら嫌だな)
と思っていたら、そうなっちゃった、とか、
(あの人の近くの席にならないといいな)
と思ったら、隣の席になっちゃった、なんていうことが。
私はモロにあります。えぇ、えぇ、何度も。(笑)
本当に想いが深いんだか、強いんだかわからないのですが、特に“嫌だな”と思うと、その対象はササッ!と、素早く、とても近くに来てくれます。(笑)
“嫌だな”なんて、本気で思えば思うほど、引き寄せてしまう。
しかも、嫌の波動は低いですので、とても歓迎できない結果になります。
痛い想いも学びになる
こんなことも、生きる際の学びになりますね。
今はさすがに自分が強烈に嫌だと思うことを、自分で進んで引き寄せるようなことはなくなりましたが、以前はよく痛い想いをしたものです。
そんな学びを繰り返すたびに、
平常時の想いは良きほう(光や希望や感謝)へ向けておこう、その状態を(無理をしないかたちで)スタンダードにしていこう。
そんなふうに思うようになりました。
これは、上にも書きましたが、人だけではなくて、出来事もそうですので、
(今日はしんどいな、思うように動けないかもしれない。今日のあの予定はなくならないかな…あー、がんばらなくちゃ。でも相当しんどいわ…。)
なんて思っていると、その予定が突然、別の理由で中止になる、なんてことも起きます。
これは、救われたほうの例ですね。
必ずそうなるということではないのですが、結構な頻度でそうなるのですねぇ。
『想いは現実化する』
『想いは磁石になる』
そんな言葉をこのブログでも何回か書いてきましたが、これは近年、科学(量子力学)の世界でも解明されてきています。
私たちの想いが、目の前で起きる未来を変えていきます。
意識を向けたものが見える、意識を向けたものが目の前に引き寄せられるのですね。
物質も、形のないものも。
細かく言いますと、私たちの魂が設計してきた出来事、ご縁などがありますので、すべてがこれだけで引き寄せられるわけではないと私は思っていますが、おおむね私たちの想い、意識が現実化したり、引き寄せられたりしているものと今は考えています。
あなたはこの人生で何を引き寄せ、どのような未来を生きたいですか?
まずは、そんなことを“意識”することから始めてみましょうか。
それだけでも、ずいぶん違うんです。
あなたが笑顔になれる素敵な未来が開けていきますよ。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
すべてに感謝します。
それでは、また!
スピリチュアリティカウンセラー・癒しびと
林 真弓子