『なるようになる』って、一生のうちに何度か聞いたり、言ったりすることがあるかもしれません。
(「なるようになる」という言葉を聞くと、例えば、逆に自分が望むような良い結果にならなかったとき、「なるようにしかならなかった」と思えて、なんだか寂しいんです。)
先日、セッションの中で、こんな言葉を聞きました。
確かに、自分がいいと思う結果にならないときに、それを『なるようになった』と考えると、ちょっとネガティブになって、『なるように“しか”ならなかった』と思えてしまうかもしれませんねぇ。
でもね、これ、スピリチュアル的な意味は、ちょっと違うんです。
『なるようになる』
『なるようになる』というのは、「自分が思うようになる」、ということとはちょっと意味が違うんですね。
ここには“魂の想い”が関わっているんです。
私たちが「こうなったらいいな」と脳が“期待”しているのは、あくまでも脳が“考えている”ことなんですが、私たちの魂は、この脳が“こうなったらいい”と思うことと違う人生を望んでいることが多々あるんです。
“今の想いはどんな感じ?”
私たちはこの世で、宇宙のさまざまな法則の影響を受けて生きています。
その宇宙の法則の中で、“あなたの今の想いはどんな感じ?”ということを、いつも宇宙さんに尋ねられています。
そしてその“今の想い”に沿った人生(運命)がつくられていきます。
では、すべてがその“今の想い”に沿った人生なのか、と言いますと、それも違うんですねぇ。
おおむねそうなんですけれども、ちょっと違うんです。
私たちは、この世で“愛”を学んでいます。
その愛をたくさん学べる人生を、私たちの魂は設計してきています。
その“愛をたくさん学べる人生”に沿った問題集と、私たちの今の“想い”の波動が絶妙に絡み合って、『なるようになる』になっていくんです。
つまり、
『なるべき状態になる』
とか、
『私たちの魂にとって良きようになる』
ということなんです。
魂にとって『良きようになる』とは?
それでは、この「魂にとって良きようになる」ことにはどんなことがあるのか、ですが、これは、私たち人間にとって良いことの場合もあれば、良くないと思われることもあります。
それは、そのどちらも大切な愛を学ばせてくれる問題集であるから、なんですね。
一見、この世的に『良くないように思える問題集』も、実は、それを越えた先に素晴らしい愛を体験できるステージ(魂が震えるような感動)が待っているんです。
私たちの魂は、いつもこの「魂が震えるような感動」を味わいたいと思っています。
心が大きく動く経験が、私たちの光(愛)を強めてくれるから、なんです。
だから、自分の思うような結果にならない、「なるようにしかならない」のではなくて、その「思うような結果にならない」という経験を、「魂が震えるような感動」に変えるための課題として、さまざまな問題集を“私たち自身の魂が準備してきている”、ということなんです。
『なるようになる』とは、そんな素敵な言葉なんです。
しかも、その言葉の先にあるものは、大きな『感動』に順調に向かわせてくれる道でもあるんですね。
『なるようになる』ための具体的な行動は?
順調に『魂が震えるような感動』に向かうために、私たちができることがあります。
それは、とってもシンプルなんです。
《いつも光(希望)があることを忘れない。》
つらいこともありますね。
そんなときに、私たちの中に、小さく輝く光がいつもあることを忘れない、そんなことなんです。
具体的には、
物ごとや人の良い面を見ること、
自分に笑顔を向けたり、褒めてあげたりすること、
怒りや恨みなど、強いマイナスの波動を継続しないこと、
小さな幸せに気づくこと、
嬉しい!楽しい!と思うことを増やしていくこと、
奇跡を信じること、
これはほんの一部ですけれども、例えば、こんなことなんです。
あなたの未来には、あなたの《魂が願う幸せ》が準備されています。
その道を順調に歩むことができるのですね。
心から応援しておりますね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
すべてに感謝します。
スピリチュアリティカウンセラー・癒しびと
林 真弓子