このブログでも何度か書いたことがありますけれども、スピリチュアル的には簡単に言いますと、「地に足を着ける」ということを意味します。
地に足がつかない感覚とは?
地に足がついていないとき、このグラウディングを行うといいのですが、そもそも地に足がつかない状態というのはどのような状態かと言いますと、
「なんだかフワフワした感じがする」
「落ち着かない」
「冷静に考えることができない」
「日々の生活が落ち着かず、バラバラな感じがする」
「いつも不安や心配な気持ちになり、ネガティブなことを考えがちになる」
「何をやってもうまくできない」
など、バランスが崩れているような不安定な感覚を覚えます。
このような場合のグラウディングの方法としては、よく第一チャクラ(会陰(えいん)という性器と肛門の間に位置しているとイメージしてくださいね。)から、そこに共鳴する赤色の玉を思い浮かべて、そこから伸びるコードを地球の中心まで降ろすようなイメージをすることが多いですね。
第一チャクラではなく、足の裏からコードを伸ばすこともあります。
私が勉強会などで皆さんとグラウディングの瞑想を行うときには、そのように地球の中心とつながったエネルギーを、自分を中心に宇宙まで延ばして、エネルギーが四方につながるようなイメージをすることもあります。
これは、自身を無の感覚に近づけるという通常の瞑想よりもはっきりとイメージしやすいですので、自分でも簡単にできますけれども、それ以外にも方法があります。
それは、
自然に触れる。
です。
どうして今、グラウディングの話をしたかといいますと、今が“春”だからなんですね~。
春は、花が咲いたり、若い芽が出てきたり、樹々をはじめ、“自然”に意識が向きやすいですし、その“自然”がとても気持ちのいい季節ですね。
自然に触れるにはもってこいの季節なんです。
上で書いたような瞑想によるグラウディングもありますけれども、例えば土に触れたり、樹々や水に触れたりするのもグラウディングになります。
地球と仲良くなる、というように考えていただければいいと思います。
春は、お花を植えたり、山に登ったり、海を見に訪れて砂や水に触れたりする機会がありますね。
そんなふうに地球と仲良くすると、スピリットである私たちは、本来の私たちの姿に近づき、あるべき姿に戻ることができるのです。
実は、今朝、ふと庭が気になって、ヒーヒー言いながら(笑)庭の草を抜いたのですけれども、そのときに「あー、グラウディングしてるわー。私の身体が求めているわ~。」なんて土だらけになりながら思ったわけでして、それで今、書いています。(笑)
地球と仲良くなる。
地に足が着かなくなるときというのは、地球に意識が向かなくなるような、別に意識が取られるような出来事が起きたときと考えるといいかもしれません。
それは、忙しいときだったり、問題が起きたときだったり、心が大きく動くような出来事が起きたときなどもそうですね。そんなとき、自分の“軸”がブレてくるんです。
そうしますと、あまり良いことが起きなくなってしまいます。
ミスが増えたり、
言おうとしていないことを言ってしまって後悔したり、
空回りしてしまったり、
なんだかフワついてしまうんですね。
そんなときには“地球と仲良くなってみよう”って、頭の隅に置いておくといいのですね。
なんにも難しいことはないんです。
最近は子どもの頃と違って、自然に近い環境や、お仕事などで触れる機会がないと、頻繁に土を踏みしめたり手にしたりすることもなかなかできないですけれども、意識して周りを見てみますと、身近なところでもちょっとした自然(地球)に触れられる場所はあるものなのですね。
そして春は、それがしやすい季節だったりするんですね。
ゆったりと、リラックスして、深呼吸をして、地球と深くつながって。
触れたり、地球を感じたり、地球の中心とつながるイメージをしたり、ということは、私たちの肉体や精神が健やかでいるために、大事なことなんです。
春、いっぱい感じて地に足を着けてみてくださいね。
視界が広がって、そして、良いことが近づいてきますよ。
いつも応援しておりますね。
今日も幸せです。
すべてに感謝します。
スピリチュアリティカウンセラー・癒しびと
林 真弓子