人の心は顔に出る。
そんなことをよく言いますね。
これは、顔つきの問題だけではないんです。
私たちはいつも、どの瞬間にもこの身体から放っているエネルギーがあります。
オーラとも言いますけれども、このエネルギーは、“顔の表情”以外に、人や物や動物たちなど、さまざまなものに影響を与えています。
例えば、何かを恐れてビクビクしているとき、そのビクビクする波動がちゃんと放射されます。それが顔にも現れます。
その顔の表情と放たれたビクビクエネルギーが、周りの人に伝わって、いろんな影響を与えるのですね。
いじめなどもそうなのですけれども、このビクビクするエネルギーをいじめる側は探していたりします。これは意識して探すというよりは、自分の波動に合った存在がピッとくるんですね。いじめたい人には、ビクビクしている人のエネルギーがピッと合ってくるんです。
自分がイライラして何か発散したいとき、あると思うんです。
生きていますといろいろ面白くないこともありますので、そんなとき、何か八つ当たりしたくなったりすることもあるかもしれませんね。
あまりそういうことはしないに越したことはないのですけれども、自分の想いがコントロールできないときや、心がいっぱいいっぱいになっているときなど、自然にそのビクビクエネルギーをキャッチしやすくなっているんです。あともうひとつは、“優しく、か細い”エネルギーの人ですねぇ。
実はイライラもビクビクも同じように低い波長なのです。だから相手が見えやすいのです。
低い波長には低い波長の人やものが見えやすいですし、引き寄せられるのです。
これを波長の法則ともいいます。
そして、同じ波長の相手と引き合いますので、目に見えない“低い波長を持つ存在”も同じように引き寄せられます。
磁石みたいでしょう?
八つ当たりしたら100倍になって返ってきそうな人
イライラして八つ当たりしたいとき、八つ当たりしたら100倍になって返ってきそうな人はなかなか選ばないですね。
よっぽど戦いたい人はやるかもしれません。(笑)
ですが大抵は、そのような人は眼中にありません。
なにより、自分をやっつけてくる人に挑むことはあまりしないですね。
八つ当たりしても、やり返さない人をエネルギーでキャッチして自然に選んでしまう。
そんなものなんです。
いじめる側の想い
でも、いじめる側も、実は、決して気分の良いことではないんですねぇ。
心の中で、
(なんでこんなにイライラしなくちゃいけないんだ)とか、
(自分がいけないんじゃない、あいつのせいだ)とか、
(なんでこんなにうまくいかないんだ)、とか、
(こんなことがやりたいんじゃない、自分は本当は違うんだ)、
なんて思っていることが結構あるんです。
この状態は、気分の良いものではないですね。
どうして気分が良くないのかといいますと、私たち(本来の自分)はもともと“愛を知っている”から、なんです。
それがスタンダードですので、愛のある考えや行為が本当は気分がいいものなのです。
人にひどいことを言うとき、そういうことを普段から言うような人には、多くの場合、そうなる理由が隠されています。
そんな経験もまた、苦しみでもあります。
誰かをいじめて気分がいい人も、たまにいらっしゃいますけれども、それはそれなりに、その人は後で“いろんな想い”をさせられることになります。
因果の法則なんて聞いたことがありますね。
因果の法則は、“原因と結果の法則”ともいいます。
やったことはかえってくる。
感謝には感謝が、優しさには優しさが、そして、人を傷つければ、そういうことをしてはいけないということがわかるような形になって、どこからか返ってきます。
それはそれで、その人の人生で大事な経験になって、しんどい思いをして学んでいくわけです。愛を、ですね。
八つ当たりも、つらい学びになる。
もちろん、八つ当たりなんかしなくていいようになったほうが楽しい人生を送れます。
ですが、八つ当たりしてつまらない思いをするのもまた、私たちの学びになる、ということなんです。
そして、八つ当たりされたり、いじめたりされる側は、またとても嫌な思いをしますけれども、そのときに自分はどうしたらいいのか考えるきっかけとなったり、人のせいにしたり、自分を責めたり、いじめをなくすために行動を起こすきっかけにしたりしながら、さまざまなことを学んでいきます。
ということで、私たちはいろんなオーラを放っています、というお話しに戻りますね。
エネルギーということでは、このビクビクするということは、ビクビクオーラを放つことで、そのオーラが八つ当たりしたい人を引き寄せてしまうということなのです。
ですので、ハッタリでもいいですので別のオーラに変換してしまうというのは、大事なことなんです。
自分の心が弱くなっているときは
とはいえ、自分の心が強いときには、そんなこともできますけれども、自分の心が負けそうなとき、つらすぎるときには、そうはいきません。
そんなときには、必ず近くに話を聞いてくれる人がいます。
守護霊さんが準備してくれているのですね。
ですから聞いてもらうだけでもいいんです。
まずは一人で抱えこまずに、“わたしはつらい”と、話すことが第一歩になります。
そして、あまりにもつらいときには、逃げていいんです。
それは負けではなくて、正しい行動なんです。
波動の低い状況に身を置いておく時間と自分のエネルギーがもったいないんです。
だから、その場から離れましょうか。
それも一歩になります。
私たちはこの世でいろんなオーラを放って生きています。
私たちはみんな、美しい、まぶしいほどのオーラをまとって生きていけます。
必ずできますので、それを信じてみてくださいね。
想いひとつで起きる出来事が変わっていきます。
ちょっと見方を変えるだけで目の前が違って見えます。
セッションでは、いつもその方法をお伝えしていますけれども、皆さん帰られるときには笑顔になってスッキリと前を向いていらっしゃるんですね。
そんなふうにちょっとしたことでこの世の問題集は解け始めるものなのです。
毎日、いろいろありますね。
命にかかわることだってあります。
でも、その魂が設計したように越えていくのです。
私たちの魂は、そのすべてを学んで、強く、優しく成長していきます。
今日も良き日です。
いつも応援しておりますね。
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございます。
すべてに感謝します。
スピリチュアリティカウンセラー・癒しびと
林 真弓子