とすという出来事がありました。
また一つ、恐らくこの世への悲しい思いを持
ったまま、この世を彷徨うかもしれない霊が
生まれました。
自らの命を絶つということは、生まれる前に
そうするまでの、そうなるまでの思いはどれ
だけだったのか、これまでご縁のあった霊た
ちとお話したことを思い起こすと、悲しい、
悔しい、虚しいといった、非常に強い感情と
絶望感とがありました。
自ら命を絶ち、行くべきところに行けなく
彷徨うことになります。辛い、辛い旅です。
今の世の中、消えてしまいたくなるようなこ
とが本当に多くあるのだと思います。
モノや情報が氾濫し、時間というものが非常
に早く進んでいく、そのスピードについてい
けなくなることも要因の一つかとは思うので
すが、ゆっくり心の教育というものをする
環境がなくなって、ひとりひとりの心が冷え
てしまっているように感じます。
心無い言葉を投げられたり、生きるための糧
を得ることが難しくなったり、そしてそのよ
うな思いをしている人にかける言葉や心がな
くなっている。
そして自分が生きるのが精一杯になり、人の
心の状態を思う余裕がない。
そして最後に“リセット”です。
悲しい社会になっているなぁ、と思うんで
す。
そういえば、震災があったこともあります
が、最近の音楽は、自然とそんな社会を救
おうとしてか、優しい音楽が溢れているよ
うにも感じます。
音楽に携わる方は、霊的な感性が強いと聞
いたことがありますので、必要な音楽が降
りてくるのかもしれませんね。
そして、そのような音楽に触れたい、支え
が欲しいと思う人の心を感じます。
この世に生きるすべての存在、自然、人が
作った物まで、すべて繋がっています。
誰ともなく、そんな優しい波動の音楽を求
め、そして発信されるというのも、意識レ
ベルで繋がっているということなのですね
(^^)。
少しずつ、ひとりひとりが優しい波動を放
ち、自然と人の心を想うことのできる、そ
れが普通の状態であるような世界に還るこ
とができればと、心から願います。
“死ぬ気で生きる”
深く心が傷ついたとき、想像を絶するような
苦境に立たされたとき、悲しみの淵にあると
き、生き続けることは、とても簡単にできる
ことではないかもしれません。
でも、そんな問題集を解くことができる魂を
持った方だからこそ、クリアすべき課題とし
て目の前に現れるのです。
光の世界に上がれず、彷徨える魂となったと
きの苦しみも想像を絶するものなのです。
亡くなられる時の思いから逃れられないので
すから。
どうかこれ以上、尊い命が自ら絶たれるよう
なことがありませんように…。
…そう願わずにはいられません。
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